要約: ICD-11は2022年1月1日にICD-10に代わってWHOの国際疾病分類となり、現在、多くの国が記録や報告をICD-11に移行しています。この変換ツールは、WHOのマッピング表でICD-10コードを検索し、ICD-11コード、そのタイトル、そして一致が完全一致か、複数のコードに分割されているか、部分一致にとどまるかを表示します。

WHOのマッピング表
世界保健機関が公表しているICD-10からICD-11へのマッピング表を、変更せずに使用します。

一致の種類
完全一致、複数のICD-11コード、部分一致のいずれかを示すので、詳しい確認が必要なコードがわかります。

リストとAPI
無料アカウントでコードリスト全体を変換でき、開発者向けにFHIR $translate APIも提供しています。
使い方
- ICD-10コードを入力します(例:
J45.9、E11.9)。ドットは省略できます。 - 変換を押します。ICD-11コード、その公式タイトル、WHOブラウザの該当ページへのリンク、一致の種類が表示されます。ICD-11コードが複数ある場合はすべて表示されます。正しいコードは、コーダーまたは臨床医が患者の記録に基づいて選択します。
- コードのリストを変換するには、無料アカウントを作成してリストをアップロードします。ソフトウェアで利用する場合は、Anpheros PlatformのFHIR
$translateオペレーションを使用します。
一致の種類の意味
| 一致 | 意味 | 対応 |
|---|---|---|
| 完全一致 | 1つのICD-10コードが1つのICD-11コードに対応します | そのICD-11コードを使用します |
| 複数のICD-11コード | ICD-11ではICD-10のカテゴリがより詳細なコードに分割されています | コーダーまたは臨床医が記録に基づいて選択します |
| 部分一致 | ICD-11コードがICD-10の意味の一部のみをカバーしています | コーダーまたは臨床医が記録を確認します |
| 直接の一致なし | その概念はICD-11では異なる方法で分類されています | ICD-11ブラウザで改めてコード化します |
ICD-10とICD-11のコードが必ずしも一致しない理由
ICD-11は、ICD-10の番号を振り直したものではありません。コードの構造が異なり(例えばJ45ではなくCA23)、多くのカテゴリがより詳細になり、睡眠・覚醒障害や性の健康に関連する状態など、一部の病態は新しい章に移されました。またICD-11では、重症度や患側などの詳細を表すために、コーダーがステムコードにエクステンションコードを組み合わせることができます。そのため、1つのICD-10コードが1つのICD-11コードに対応することも、複数のコードに対応することも、部分的にしか対応しないこともあります。どのケースに当たるかはWHOの表に記録されています。
International Classification of Diseases, Eleventh Revision (ICD-11), World Health Organization (WHO) 2019 https://icd.who.int/browse11. Licensed under the Creative Commons Attribution-NoDerivatives 3.0 IGO licence (CC BY-ND 3.0 IGO). AnpherosはWHOと提携しておらず、WHOの承認も受けていません。
よくある質問
ICD-10からICD-11への変換ツールは無料ですか?
はい。単一コードの検索は無料で、アカウントは不要です。コードリスト全体の変換には、無料のAnpheros Platformアカウントが必要です。
マッピングの出典はどこですか?
世界保健機関が公表しているICD-10からICD-11へのマッピング表です。変更せずに、表のリリースとともに表示します。お使いの言語のICD-11タイトルは、WHOの公式翻訳がある場合はそれを使用し、ない場合は公式の英語タイトルを表示します。AnpherosはWHOと提携しておらず、WHOの承認も受けていません。
結果をそのまま請求や公式報告に使えますか?
出発点としてご利用ください。請求や報告にどのバージョンのICDを使用するかは各国の規則で決まります。また、一致が部分一致の場合や複数のコードに分割されている場合は、コーダーが臨床記録全体から最終的なコードを選択する必要があります。
ICD-10からICD-11への変換用のAPIはありますか?
はい。Anpheros Platformでは、この変換をFHIR ConceptMap/$translateオペレーションとして提供しており、開発者向けの無料サンドボックスもあります。













